気になる年収

看護師の給与はもともと他の一般職に比べて高い傾向があります。特に女性の給与としてはとても高いレベルです。
しかしながら、ここにも地方格差はあります。都会(首都圏南部・地方主要都市)の方がどうしても高くなります。具体的にはどのくらいの年収になるのでしょうか。もちろん、勤続年数による格差もありますので、年齢をならしてしまった場合は多少異なってきますが、一度退職して非常勤やパートになってしまうとその間のキャリアはカウントされないことが多いので、単純な勤続年数で比較できない場合もあります。
また、都心に近いと交通などの利便性から求人がしやすく、低賃金に抑えられていることもあります。かえって都心から少し離れたドーナツ圏の方が高かったりします。
そして、病院の種類、一般病院か大学病院か、老人介護施設か、あるいは介護サービスかなどによっても変わってきます。
看護師の賃金の大きな割合を占めるものが、夜勤手当になりますので、夜勤があるところとないところで大きな差がありますし、役職がつくと基本的に夜勤がなくなり、夜勤手当がつかず、年収が下がる場合があります。

【全国平均】
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると以下のような金額があげられています。

年齢20才代:年収410万
年齢30才代:年収468万
年齢40才代:年収521万
年齢50才代:年収534万

*全体の平均年収:473.9万円*
平均月収:32.2万円
平均時給:1916.7円
年間賞与等:87.5万円
平均年齢:35.9歳
平均勤続年数:6.8年
総労働時間:168時間/月

<平成20年 看護師男性 基本データ>
平均年収:455.9万円
平均月収:31.2万円
平均時給:1880.7円
年間賞与等:81.3万円
平均年齢:33.8歳
平均勤続年数:6.0年
総労働時間:166時間/月

<平成20年 看護師女性 基本データ>
平均年収:475.0万円
平均月収:32.3万円
平均時給:1920.2円
年間賞与等:87.9万円
平均年齢:36.0歳
平均勤続年数:6.9年
総労働時間:168時間/月

【首都圏南部および主要都市圏】
都会での平均年収については細かい数字が出てきませんでしたので、2000件弱の個人データを元に平均年収を割り出したサイトを参考にしました。分母数が少ない為数字は大まかなものであり、大まかな傾向を示したものとして受け取ってください。
*だいたいの年収*
東京:501.4万円
神奈川:486.9万円
埼玉:470.8万円
千葉:491.1万円
大阪:470.0万円
京都:470.4万円
兵庫:465.6万円
愛知:464.4万円
福岡:427.3万円

これを見ると、首都圏南部及び主要都市では福岡を除いて、ほぼ、平均値に近いか高い数値を示しています。
ここからも都会の看護師の給与は高いことがうかがえます。
また、具体的な数値が出せないのですが、老人介護施設や介護サービス業では一般的に年収が低く300万円代のこともあります。